アクセスカウンタ

<<  2012年8月のブログ記事  >>  zoom RSS

トップへ

タイトル 日 時
〈土地〉が誰かの〈モノ〉であることについて
〈土地〉が誰かの〈モノ〉であることについて  いったいどうしたことか、と、つい思ってしまう程暑い…特に夜の気温が下がらぬ。  そんな熱帯夜がもう2週間も続いているのだから、ブログで愚痴るくらいは勘弁してもらいたい。 『十蘭錬金術』 久生十蘭 河出文庫  国書刊行会の全集は財布的にどうにもならないから、河出文庫がこの一年ばかりの間に六冊も短篇集を出してくれたのは有難い。  それにしても、何ともタイムリーな内容が一篇入っていたのは偶然か必然か。 「公用方秘録二件」の後の方、「鷹(唐太モイヤ御番屋一件)」のことだ。  幕末、樺太の領... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/29 23:26
妄想が暴走
妄想が暴走  読書日記などつけている場合ではない暑さである。  これで「残暑」と言うのだから参る。  少なくとも、深刻な内容の本を読む気力は確実に失せているが……  実は例年のように、夏のヨコミゾ祭を勝手に開催、今年は金田一もの以外にも『真珠郎』(扶桑社文庫版)なんかまで読んだのだが、それの解説や付録の横溝自身が戦前に書いた「探偵小説論」に、かなりの重要度で取り上げられていたのが 『黒死荘の殺人』 カーター・ディクスン 南條竹則・高沢 治=訳 創元推理文庫  横溝正史の伝記的記述には繰り返し出てく... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/08/25 22:05
あえてカレーを喰いたくなる日
あえてカレーを喰いたくなる日  ブログに書き込もうとすると、その日に高温注意報が出るといったパターンが、今月は続いている気がする。  CPUが熱暴走しそうだぜ。このままだと、パソコンの近くに冷却材でも置かなくちゃならない。 『サイバラバード・デイズ』 イアン・マクドナルド 下楠昌哉・中村仁美=訳 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ  2050年代のインド、それも、分離戦争で幾つかの国家に分裂したインドという発想が、この割と中堅どころのイギリスSF作家に宿った経緯については、正直良く分からない。  ただ、暑い国のはなしである... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/21 20:16
現在28℃…
現在28℃…  暑いだの涼しいだの言っているうちに、とうとうこの日が来ましたな。  今年一番の暑さ。…願わくば、今日を境にマトモな夏になって欲しい、そう切に願うものであります……  ところで、「竹島」と「尖閣」が喧しい今日この頃ですが、この二つ、「日本」にとっては立場がそれぞれ180度違う、というのにお気づきでしょうか。守る側と攻める側の領土問題が同時に起きているというのは、何とも苦しい。こっちで取った態度が、あっちでは取れない。尖閣の問題にしても、あまり「実効支配」を強調すると「竹島」で不利になる、とい... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/17 21:05
今夜も熱帯夜、♪眠れないのよ熱帯夜
今夜も熱帯夜、♪眠れないのよ熱帯夜  かなり異常な夏、だというのは徐々に分かってきているが、それにしても暑い。夜になっても気温が下がらないのがなんといってもキツい。 『ペルディード・ストリート・ステーション 上・下』 チャイナ・ミエヴィル 日暮雅通=訳 ハヤカワ文庫SF  十年前と較べると、いまの日本はほとんど異世界だ。雨の降り方ひとつとっても、全然違う。地球の環境自体の転換期なのか(そういう説も多い)例の地球温暖化なのかはわからないが。  そんな「現実」の中だからこそ、異世界の物語を読む。  さて……ミエヴィルは『都市と... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/13 22:52
正しい選択
正しい選択  今日は長崎に原爆が投下された記念日だが、広島に較べると報道具合がいまいち小さい気がせんでもない。  広島に落とされてから、3日の間に無条件降伏すれば、長崎は落とされずに済んだはずだ。小学生の頃、誰もソレを言わないのがフシギでならなかった。  もちろん、そんなことが現実的に可能だったかどうかは色々「大人の事情」ってやつがあるだろうが、コトはフクシマの原発事故と一緒で、最初から「正しい」対処をした場合、どれくらい被害を抑えることが可能だったのか、その基準が分からないだけに判断の材料がないのであ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/09 20:53
酷暑の、酷暑に、酷暑では
酷暑の、酷暑に、酷暑では  内陸部に較べればまだマシなのだろうが、暑さがこんなに長い間続くとさすがに堪える。  オリンピックも、こう暑いと観ていて暑苦しいカンジさえしてくる。(ロンドンはかなり気温が低いみたいだけどな) 『流刑』 パヴェーゼ 河島英昭=訳 岩波文庫  流刑という刑罰が、1930年代のイタリアにあったというのがちょっと驚きだが、ニュアンスとしては追放刑に近い感じがする。「イタリア」という国が近代国家として統一を果たしてから、それほど経っていないことを考慮にいれても、牢に繋がれるわけでもなく、緩い監視の... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/05 22:13
夏の記憶
夏の記憶  私事というのが思ったより長引いたが、ようやく少し落ち着いた。  八月一日は、わたしがネットに繋がった記念の日でもあるし(あの夏の夜の記憶は何故か心に残っている)、この読書感想とも批評ともつかぬ拙いブログを再開するにはいい機会かと思う。  オリンピックとか猛暑とか、マクラにすべきお題にも事欠かないが、そこまでの余裕は無い。文章としては非常にぶざまではあるが、いきなり本題である。 『ファイナル・オペラ』 山田正紀 早川書房  それに、この「日付」が関係ないこともない本だ。  山田正紀の〈... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/01 21:20

<<  2012年8月のブログ記事  >> 

トップへ

夷洲斎日乗   老読者の読書日記 2012年8月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる