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夷洲斎日乗        老読者の読書日記

プロフィール

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夷洲斎日乗   老読者の読書日記
ブログ紹介
読んだ本の中で、俎上に載せたいと思うものを不定期にとりあげる
傾向としては、SFと本格ミステリーが中心
「オールド・ファン」ってやつで、OBってのはいつの時代でもどんな状況でも「うざい」ものだ
せめてその役目を全うしようと考えた50代の春であった。

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タイトル 日 時
セカイが終わる日
セカイが終わる日  ナニかの予言で、今日(昨日、だったのかな?)はセカイ最後の日だそうで。  どうも、ご無沙汰しておりました。夷洲でございます。  ここ一ヶ月以上、私事でも公事でもグチャグチャな日々が続きまして…その状況が良くなったわけでも、形になるまでやり遂げたわけでもないのですが、せっかくココまで続けてきたブログですので、この予言の日に便乗して再開することに致しました。  それにしても、1999年ほどの騒ぎではないにしても、15年に一回くらいはこういうのがあるんですな、我々の〈文明〉ってのは。  選挙... ...続きを見る

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2012/12/22 22:13
「セカイ」のこと
「セカイ」のこと  オバマ再選で、アメリカ合衆国は「世界標準」な社会……中流の下を基準にした社会を取り敢えず選択したようだ。「リベラル」というのはつまりそういうことだろう。アメリカがあまりに「面白い」国だとセカイは間違いなく混沌化する。ごく「普通」のツマラナさを選択するということは、「アメリカ人」も(まだ)捨てたものではないということか。  ただ、更に大きな「混乱」(暗殺とか、もっと酷ければ内戦とか)が起こる可能性も、「あの人工国家」は秘めているから、油断はできないが。 『フェッセンデンの宇宙』 エドモンド・... ...続きを見る

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2012/11/10 22:00
霜月朔日では早すぎる
霜月朔日では早すぎる  長らくログインできなかったが、ようやく今日から復旧したようだ。11月1日に書いたものをUPする。 ...続きを見る

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2012/11/05 22:59
NOと言えない人々/NOと言いすぎる人々
NOと言えない人々/NOと言いすぎる人々  文芸者としては言葉遣いが全然なっていなかった石原都知事が辞めた。  元気と言うか乱暴と言うか、歳とって一層短気というか、まだ伝説の「障子破り」でもやるつもりかとでもいうか、都民でない身としてはかなり面白がって観れた名物都知事が辞めて国政に出るとなると、隣の山火事がこっちに飛び火してきたみたいな迷惑感がある。  で、総選挙は何時になりますかのう。 『ユダヤ警官同盟(上・下)』 マイケル・シェイボン 黒原敏行=訳 新潮文庫  せっかく『パヴァーヌ』を読んだので、最近の〈歴史改変SF〉も読ん... ...続きを見る

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2012/10/27 20:29
どちらにしても
どちらにしても  もしセージ家が最善手を打ったとしても、〈不幸な〉国民が一人もいなくなるわけではない。仮に検挙率100%でも、それで犯罪が消滅するわけではない。ヒトというのは、(たぶん)そういう生物だ。  今回は、先に『ブラックアウト』を読んだのだが、…完結していない。続きは来年の4月だそうだ。  そこで、舞台がイギリスで、歴史(改変)SFという共通点のある 『パヴァーヌ』 キース・ロバーツ 越智道雄=訳 ちくま文庫  サンリオ文庫、そして扶桑社版からの三度目の刊行。  サンリオは、文庫自体が消滅する... ...続きを見る

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2012/10/23 21:40
未来の観客へ
未来の観客へ  このブログのサーバーの調子が悪いみたいで、この文章も投稿できるかどうか微妙だが、一応書いておく。  米兵による強姦事件、ほんとは「直ちに(w」ノダがオバマに厳重抗議するところじゃねぇの?  パフォーマンスでも何でも、それくらいやらないとな。  ジツはこういう「問題」が一番キツいはずだ。「感情」の「問題」だから。オスプレイも尖閣も、絡み合ったまま爆発しかねないくらいの「問題」ではある。 「感情」の「問題」が一番キツい「問題」だと思えなくなっているトコロに、本邦の「政治」や「経済」の劣化の... ...続きを見る

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2012/10/19 18:17
論理がセカイを説明しない…そういうセカイで
論理がセカイを説明しない…そういうセカイで  マクラに何も思いつかない。  先頃逝った大滝秀治風に言えば「本当にツマラン」 『フランス白粉の謎 新訳版』 エラリー・クイーン 中村有希=訳 創元推理文庫  クイーンの国名シリーズは、どうやら出版順で出るようだ。  この『フランス白粉』はクイーンの2作目で、初期のストレートな傑作(『オランダ靴』より好きかも知れない)  2作目で、その後の(混迷も含めた)路線が確立している。 〈論理〉の小説であると言う、その路線がである。  余計な部分は、実は何一つない。その「事実」にまず驚かされ... ...続きを見る

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2012/10/15 20:41
隠すと顕れる
隠すと顕れる  床屋政談「的な」セージの色々も含め、どうにも世間は〈間〉が悪くなっている。  しかも、お偉方は、自分の〈間〉がかなり悪くなっていることに気付いていない。  特に定見が無さそうなソーリもそうだし、国士気取りの輩も同じコトで、どうにもこうにも〈間〉が悪い。……善を成すにも悪を為すにも、〈間〉ってのは大事だ。それが無いと、どうにも腑抜けた善悪、になる。 『ねじの回転』 ジェイムズ 土屋政雄=訳 光文社古典新訳文庫  近代ホラーの古典(なんか矛盾した表現だが)  確か厨房の頃、新潮文庫のを読... ...続きを見る

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2012/10/11 21:16
珈琲の渦を見てゐる寅彦忌 有馬朗人
珈琲の渦を見てゐる寅彦忌 有馬朗人  まあ、何とか、かろうじて、「秋」…か?  2ヶ月以上猛暑が続いたせいか、何だか全身に疲労感が残っている。  たまに「報道ステーション」とか観ると、世間全体がこの疲労感というか、徒労感に包まれたニュースばかりな気がして来るから不思議なモノだ。 『怪異考/化物の進化 寺田寅彦随筆選集』 寺田寅彦 千葉俊二・細川光洋=編 中公文庫  かろうじて、といえば、これは「怪談本」の範疇に、かろうじて含まれる本。  寺田寅彦は一応地震学者だったために、3・11以降見直される傾向があるようだ。この文庫... ...続きを見る

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2012/10/07 15:09
イーシャンテンの社会学
イーシャンテンの社会学  いやあ、ニッポンの〈ジリ貧感〉も半端なモノじゃなくなっていますな。  特に、最近の民主党はどうにも歯がゆいカンジがする。  どうせこの場(半荘オーラスかもしらんが)でトップが取れなさそうなのはわかっているんだから、役満狙いをやってもいいと思うのだが。 「原発を2030年までに全廃」と突然ハッキリ言ってみるとか、ドーセ自民党には出来なさそうな大衆迎合的な政策でガンガン攻めてみれば、役満テンパイまでいかなくても、イーシャンテンくらいはいけるかもしれないのに。出来もしないことを(身勝手に)唱え... ...続きを見る

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2012/10/03 20:39
シンゾー君のおなか
シンゾー君のおなか  ポンポン痛いって生徒会長を辞めたシンゾー君が、また学級委員長になりました。  ひでえクラスだぜ。  ……そんな、小学校でも有得なかった状況。 『現代怪談実話傑作選 私は幽霊を見た』 東 雅夫=編 MF文庫ダ・ヴィンチ  今年は何故か夏に怪談本を読めなかったな。辛うじて読めたと思ったら、季節の方が急に飛び越えてしまったカンジだ。  もっとも、このところの代表選やら総裁選にはナニヤラうそ寒いものを感じるので、怪談的状況には直面していたわけだが…だがこの怪談的政談、面白さという点では芸が無... ...続きを見る

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2012/09/27 20:17
暑熱地獄も彼岸過迄
暑熱地獄も彼岸過迄  文化庁がまとめた「国語に関する世論調査」…  まあ、我が「お上」の国語政策は、明治以来何時も少しピントが外れていて、苦笑なしには見られないシロモノではあるが、今回も言葉の誤用についてはネット上の日本語運用…誤用がそのまま(うpする、とかな)分かっていてわざと使われるような状況にまでは言及していない。(もしそこまで踏み込んだら「逆に」驚くが)  基本的に、生きた言語というのは誤用や言い間違い、果ては逆さ言葉の方が「正解」として通用するようになるなど、平安の昔からそうやって変化し続けているわけ... ...続きを見る

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2012/09/23 21:35
最低限文化的な
最低限文化的な  ようやく今週末から秋らしくなる、と中期的な予報ではいっているが、そうなると今度は台風が直撃コースを通るということでもある。今年の台風はナンカでかいから、本土直撃となるととんでもないことになりかねない…桑原桑原(これは本来雷除けの呪文)  セー界も相変わらずで、もう床屋談義もどきする気も失せる。 『盤上の夜』 宮内悠介 東京創元社  わたしが幼い頃は、まだ床屋で碁や将棋を指している年寄りがいて、結構野放図な政治談議をしたりしていた(それを床屋談義と呼ぶ)ものだが、近頃どころか、昭和も50年... ...続きを見る

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2012/09/19 21:31
宰相の「責任」
宰相の「責任」  古代中国では、こういう異常気象の責任は基本的に皇帝にあるが、いちいち責任を取って退位するわけにもいかないので、現代日本で言えば総理大臣にあたる役職(宰相とか丞相とかいわれる)の「責任」とされた。(だから、どれほど政治的に無能でもなれた)  つまりは、形代である。政治を「まつりごと」というように、こうした宗教的、というかオカルト的な装置でもあったというお話。  そのデンでいくと、民主党という政党自体が、大地震や異常気象の「責任」を取って「流され」ようとしている、という見方もできる。どこか根底... ...続きを見る

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2012/09/15 22:15
また夏が来て、溶ける
また夏が来て、溶ける  イラク代表監督のジーコを見ると、つい中日打撃コーチの星一徹を思い浮かべてしまう。サッカーで逆立ちしても意味無いが…いや、この場合は「OK、ボス」の方か。  日本人の「物語」に刷り込まれた梶原イズム。ああ、恐ろしい。 『ディック短篇傑作選 トータル・リコール』 フィリップ・K・ディック 大森 望=編      ハヤカワ文庫SF  毎度の事ながら、映画化の度に新しく短篇集を編んで出すハヤカワ商法(昔は、カバーを映画のスチール写真にするくらいだったのだが)ここまで来るといっそ潔い。いつものよ... ...続きを見る

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2012/09/11 20:18
同じ根から萌え出たので、同じ花が咲く
同じ根から萌え出たので、同じ花が咲く  共和制と民主制を混同する輩が多すぎる。  こんな風に「政局」で混乱した末に、何となく微温的、というか平凡な、というか「やっぱり」な決着がつく、というのが、「(戦後の)日本人」が選択した「民主」主義ってやつではないか。ナニを今更問題視しているんだろう。  モンダイがあるとすれば、微温的で平凡な決着すらつかなくなっちまっているところで、コイズミ構造改革以来、その「民主」主義をあんまり弄繰り回しすぎた結果なのだろう。  ……いっそ、議員の任期を終身にして、ムカシの参議に戻せばどうか。(失敗は、... ...続きを見る

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2012/09/07 18:27
いつか見るであろう悪夢の続き
いつか見るであろう悪夢の続き  いや、坂本龍馬って、幕末の志士の中ではどっちかというと「左」なんじゃねえのかな(フランス革命で、ジロンド派も左翼だっていう意味では)  橋下大阪市長はその辺、どう思ってるのかな。これまでの言動から、あのヒト右翼(王党派って意味ね)でしょう?  単にカッコ良さげだからだとすれば、まさにファッショ(ン)ていうことになるが。 『The Indifference Engine』 伊藤計劃 ハヤカワ文庫JA  基本的に、『屍者の帝国』を読む前に読んでしまおうと(その遺稿を含んでいるし)いうわけで... ...続きを見る

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2012/09/03 20:33
〈土地〉が誰かの〈モノ〉であることについて
〈土地〉が誰かの〈モノ〉であることについて  いったいどうしたことか、と、つい思ってしまう程暑い…特に夜の気温が下がらぬ。  そんな熱帯夜がもう2週間も続いているのだから、ブログで愚痴るくらいは勘弁してもらいたい。 『十蘭錬金術』 久生十蘭 河出文庫  国書刊行会の全集は財布的にどうにもならないから、河出文庫がこの一年ばかりの間に六冊も短篇集を出してくれたのは有難い。  それにしても、何ともタイムリーな内容が一篇入っていたのは偶然か必然か。 「公用方秘録二件」の後の方、「鷹(唐太モイヤ御番屋一件)」のことだ。  幕末、樺太の領... ...続きを見る

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2012/08/29 23:26
妄想が暴走
妄想が暴走  読書日記などつけている場合ではない暑さである。  これで「残暑」と言うのだから参る。  少なくとも、深刻な内容の本を読む気力は確実に失せているが……  実は例年のように、夏のヨコミゾ祭を勝手に開催、今年は金田一もの以外にも『真珠郎』(扶桑社文庫版)なんかまで読んだのだが、それの解説や付録の横溝自身が戦前に書いた「探偵小説論」に、かなりの重要度で取り上げられていたのが 『黒死荘の殺人』 カーター・ディクスン 南條竹則・高沢 治=訳 創元推理文庫  横溝正史の伝記的記述には繰り返し出てく... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/08/25 22:05
あえてカレーを喰いたくなる日
あえてカレーを喰いたくなる日  ブログに書き込もうとすると、その日に高温注意報が出るといったパターンが、今月は続いている気がする。  CPUが熱暴走しそうだぜ。このままだと、パソコンの近くに冷却材でも置かなくちゃならない。 『サイバラバード・デイズ』 イアン・マクドナルド 下楠昌哉・中村仁美=訳 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ  2050年代のインド、それも、分離戦争で幾つかの国家に分裂したインドという発想が、この割と中堅どころのイギリスSF作家に宿った経緯については、正直良く分からない。  ただ、暑い国のはなしである... ...続きを見る

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2012/08/21 20:16

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